人は出した感情を再び経験する ― 「成功の素質」を得る方法についての思考実験

[コラム] スピリチュアルFX

「引き寄せ」も因果応報ではないか

今日は、成功について、少し大きな視点から考えてみます。テーマは「因果応報」と「引き寄せ」。例によって、このカテゴリーの記事は私個人の感想・空想として、気楽に読んでいただければと思います。

スピリチュアルの世界でよく言われる「引き寄せの法則」。私はこれも、結局のところ「原因を作って、結果を出した」という因果応報の仕組みなのではないか、と考えています。

この記事では、因果応報・引き寄せによって必然的に成功していく運命、そのポテンシャルのことを、「成功の素質」という言葉で呼んでみます。以下、思考実験です。

因果応報は、人間にプログラミングされている?

大げさな話に聞こえるかもしれませんが、身近なところから考えてみます。

例えば、周りの人々の悪口を言ったとします。愚痴を言った、批判をしたとします。……これって、人間関係が悪くなりませんか?なりますよね。出したものが、ちゃんと返ってきています。

幼児同士が遊んでいるところを観察してみてください。一人の子が誰かをぶったとする。ぶたれた子は痛い。すると、即座にぶち返す。こんな光景、見たことありませんか?

誰に教わったわけでもないのに、やられたらやり返す。どうやら人間には「やられたらやり返したい」というプログラムが、かなり深い意識に刻まれていると言えないでしょうか。つまり、因果応報の仕組みは、人間そのものに最初から組み込まれているのかもしれない、ということです。

生まれた環境の違いも、因果応報?

そもそも人は、生まれつき、みんな環境や条件が違います。もし因果応報が事実だと仮定すれば、生まれる以前の行為が、生まれた環境を決めた、と言えるのかもしれません。それって前世?みたいな(笑)。

ちょっと飛躍するかもしれませんが、そう考えると、裕福な環境に生まれるのも、将来お金持ちになるのも、成功するのも「必然なのだ」なんて言えるのかもしれません。

トレードに話を戻します

このブログはトレードのブログなので、トレードの話に戻します。

勝てるトレードの理論を学んでも、できる人とできない人がいます。理解できる人も、理解できない人もいる。理解できても、すぐできる人と、時間がかかる人がいる。

私は「維新流」を学んで、理詰めで分かりやすく、目からウロコだったのですが、世の中には、まったく理解できず疑っている人すらいます。

この違いは何なのか。私は、それって今は「成功の素質」が無いからではないか?と考えました。

成功の素質があれば、良い情報に出会ったとき、それを「貴重だ」と認識することができる。素質が無ければ、目の前に答えがあっても、スルーしてしまう。

では、今は素質が無いと感じる人はどうすればいいのか。今から、成功する「原因」を作って、「結果」を出せばいい。それをスピリチュアル系では「引き寄せの法則」と呼んでいるのだと、私は解釈しています。

人は、出した感情を再び経験している

ここからが、この記事の核心です。

怒りが湧いて誰かを批判すると、言い返されて、再び怒ることになる。怒りのエネルギーを出力すると、そのエネルギーは「再び怒る状況」を現実に創造する――私は「引き寄せ」とは、そんなサイクルのことを言っているのだと解釈しています。

ポイントは、同じ出来事・同じトラブルが返ってくるとは限らない、ということです。返ってくるのは、出力と同じ「感情」なのです。

単純化して言いましたが、このサイクルを、人間は延々と繰り返している。ですが、ほとんどの人は気付けない。なぜか。

  • 前提として、この仕組みの知識がないと、そもそも観察できない
  • 感情の出力と、現実になって返ってくるタイミングに「時間差」がある
  • しかもその時間差は、人によって全く違う

感情出力と現実創造の「時間差」

この時間差について、面白い話があります。YouTubeで片山鶴子氏が語っていた内容ですが、感情を出してから現実として返ってくるまでの期間は、おおよそこんな分布なのだそうです。

  • 今日中に返ってくる人:約10%
  • 1ヶ月以内に返ってくる人:約50%
  • 2ヶ月以内に返ってくる人:約40%

ほとんどの人、多分これを読んでいるアナタも、約2か月=60日以内に経験しています。その他を含めても、ほぼすべての人は半年以内に返ってくるのではないか、とのこと。興味があったらYouTubeで検索してみてください。

なぜ人によって、返る時間が違うのか

これは私の自論ですが、返りの速さの違いは、個々の「意識の性質」の違いだと考えています。

嘘が多い、自分を良く見せたい――そんなふうに自分を取り繕う性質、覆い隠す性質の強い人は、現実創造のサイクルが長くなる。逆に、隠すものが少ない人は短くなる、という考え方です。

幼児の頃は、大人よりまだ嘘の回数も少なく、自由に自分を表現しています。だから返りも早い。ぶったら即ぶち返される、あの速さです。

返りを早くするには?――嘘をつかず、正直を心がけましょう、ということになりますね。

怒りを「倍返し」していたら状況は悪化する

「倍返しだ!」ってセリフが一時期流行りました。怒りの感情を出力し、その返りで再び怒る状況がやってくる。その時に倍返しをしていたらどうなるでしょう?状況は悪化しますよね。

会社で有り勝ちなセリフ。「何度も同じ事を言わせるな!」(笑)。怒りの連鎖の度に怒りを強めている典型的な例ですね。

慣性の法則、コンフォートゾーンの維持、ホメオスタシス(恒常性)のように繰り返し維持する。

あくまでも環境は自分で創っているかも?という事が腑に落ち、その視点に立たないと連鎖は止められません。初めは「環境は自分で創っている(仮)」で実験としてやってみたらいかがでしょう?

逆に、良いことが起こったなら、努めて周りに感謝し、幸せな気分を味わい尽くし、これこそ「倍返し」を狙いましょう。

心にも「相変移」がある

物質の状態が変わることを「相変移」というそうですが、心にもそれがあります。水を温め100度になると気体となります。突然状態が変わります。

同じように、心もある臨界点を超えると、突然性格が変わってしまう事がある。時々怒っていたが、怒りの連鎖の中でその性質を強めてしまうと、ある時、常にイライラする性質になってしまう、とか。雰囲気がとげとげしくて誰も近づかなくなってしまう、とか。いやですよね。

で、結局「成功の素質」を得るには?

ここまでの話を、実践に落とし込んでみます。

今、イラっとする出来事があったとします。そのとき、「これはこの間、自分が出力した感情エネルギーが現象化したんだ」と心から納得できる人は、怒りの感情が前より弱まりませんか?

そうなれば、しめたものです。出力する negative な感情が弱まるので、自分に不都合な現実創造も、どんどん弱まっていくでしょう。

逆に、納得感ゼロの人は、残念ながら同じことの繰り返しです。

さらに一歩進めて、不幸な感情が弱まっていく上に、感謝の感情、親切な感情、慈愛の感情を努めて出すようにしたら――その出力は、どんな現実を創造していくでしょうか。

これで「成功の素質」が得られる(かもね(笑))。

おわりに ― 身・口・意

仏教では、人の行為を「身・口・意」の三つに分類します。体の行い、言葉、心の思い、です。

感謝の言葉、親切な言葉、慈愛の言葉。感謝の行為、親切な行為、慈愛の行為。そして、感謝の思い、親切な思い、慈愛の思い。

三つのチャンネルすべてから、何を出力するか。それが巡り巡って、自分の現実を作っていくのだとしたら――トレードの成功も、案外こういうところから始まるのかもしれません。

なんか道徳みたいな話になってしまいましたね。今日はこのへんで。

※本記事は、私個人の感想・空想にもとづくコラムであり、科学的な効果や因果関係を保証するものではありません。また、特定の売買手法や利益を約束するものでもありません。トレードは、ご自身の判断と自己責任のもとで行っていただきますようお願いいたします。

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